部下を上手に叱る方法「ポポネポの法則」とは?
今回は、部下を上手に指導する方法について書いていきます。
「ポポネポ」の法則
ポポネポの法則とは、ポジティブ→ポジティブ→ネガティブ→ポジティブの順番でアドバイスや指導をする方法です。
例えば、新商品のプレゼンテーション方法について指導をするとします。
「全体的にわかりやすくてすごくよかったよ」(ポジティブ)
「導入にも興味を引き付けられていいね」(ポジティブ)
「ただ、ターゲット層が明確になっていないよね?もう少しターゲット層を絞るとピンポイントで商品が売れるよ」(ネガティブ)
「でも○○さんの良さが出ていてすごくいいプレゼンテーションだったよ」(ポジティブ)
このように、部下を褒めつつ、改善点をしっかりと指摘することで、相手の自尊感情や、やる気を折ることなく指導ができます。これが、「ポポネポの法則」です。
今後について自分で考えさせて、言葉に出させる
部下が何か失敗してしまったときは、つい感情的に怒りたくなってしまうものです。しかし、それでは部下は「怒られてしまった」という気持ちだけが残り、失敗から学ぶことはできません。
そこで、部下が失敗をしたときは、次からどうするかを考えさせましょう。
ここでポイントなのは、失敗した理由について問い詰めることはしないということです。
失敗した理由を問い続けると、問われている相手は責められていると感じます。
失敗した理由については、本人が一番よくわかっているはずです。そこで、次からどうするかを本人に問うことで、対策をすることができます。
また、このとき、なぜそのような対策をとるのかについては本人から話をさせます。
具体的には、
「今回は○○が原因で失敗してしまったので、次回からはこのようにしたいと思います」
というような答えが期待できます。
その時、対策の方法が間違っている場合にはアドバイスをしてあげましょう。
また、同じ失敗をしてしまったときには、なぜ同じ失敗をしてしまったのかを問うと良いです。
まとめ
以上、部下を上手に叱る方法でした!
部下は理不尽な怒り方をせず、肯定的に指導を続けることで、きっと成長してくれます。
そして、上司であるあなたは、部下から慕われる素晴らしい上司となることができます。
是非、実践しながら自分と部下に合った指導法を見つけてくださいね!
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